個人のエンパワーメントをテーマに

アルカーナ株式会社

アルカーナ株式会社

代表取締役 原田 和英 氏
東京都港区麻布十番1-3-2 アネックスビル4F(メインオフィス)

2007年6月に設立後、個人のエンパワーメント可能にするソーシャルメディアやプラットフォームの提供を行う。 既存のインターネットサービスの枠にとらわれないサービスの開発を進める。

麻布十番駅から徒歩3分ほど、雰囲気の良いお店が立ち並ぶ一角に、今回取材にお伺いしたアルカーナ様がオフィスを構えるアネックスビルがあります。1Fにギャラリー、2Fに美容室が入居されているビルは、年季が入ったビルながらおしゃれな雰囲気をかもし出しています。エレベータが設備としてないのが玉に傷ですが、階段にもこだわりのあるアートや写真が飾ってあります。

夢を実現するサービス

移転の経緯を教えてください。

人員増加に伴った拡張移転ですね。以前のオフィスは東麻布にあったのですが、人が入りきらなくなってしまったので、大きい場所を探していました。以前のオフィスは今も本店として使用しています。

麻布十番にこだわりはあるのですか。

大学時代から港区にいるので、港区が良いと思っていました。また事業形態を考えても、立地を含めたブランディングをする必要がありますし、個人的にも麻布十番周辺は好きです。古さと新しさがマッチングしているというか。買い物は不便ですけどね(笑)

設立の経緯を教えて下さい。

一番初めは自宅で起業しました。数ヵ月後に社員が1名入社し、それを機に以前のオフィスに移転しました。以前のオフィスは事務所兼眠れる場所ということで使用していたのですが、1年弱位で手狭になったので、今回のオフィスに移転してきました。移転してから常勤で2名、非常勤で3名の方に新しく入社して頂きました。以前のオフィスは本当にスペースが足りていなかったですね。今回のオフィスではまだ余裕はありますが(笑)。現在は常勤4名、非常勤5名で活動しています。 最初は大学卒業後、大手外資系コンサルティング企業で働いておりまして、去年の9月に独立しました。起業を選択したのは、父親の影響が大きいですね。父親も起業家で18歳位から自分で事業を立ち上げていました。そういう家庭環境でしたので、私自身も大学時代に1度起業をしています。実際自分で立ち上げてみると、自分でも向いているなと思っておりましたので、後はタイミングの問題だけでした。前職をやめるタイミングは予想していたよりは早かったのですが、2007年6月に弊社を立ち上げたという経緯です。 大学時代には、パーソナルブランディングの会社を行っていました。個人のブランディングやコーポレートブランディングというコンサルティングの会社です。キャッチコピーや会社のネーミングなどのコンサルティングをしていました。営業とかは全くしてなかったのですが、知り合いベースで仕事をしていましたね。 前職ではITに限らず、携帯キャリア様やハイテク企業様の経営戦略のコンサルティングを行っていました。 外資系のコンサルティング会社には人生にアグレッシブな人材が多く、そもそも終身雇用向けの業態ではないので、起業している方達や、転職されている方達が多いですね。前職出身の起業家の方達とは今でも仲が良いです。皆忙しいので、0時以降に飲みに行くとかですが(笑)

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アネックスビルにはエレベータが無いのがネックですが、雰囲気はとても良いです。室内は書籍がズラッと並んでおり、白と黒の家具で統一されています。2面採光なので、明るい室内の雰囲気です。

個人のエンパワーメントに焦点を

事業内容について教えて下さい。

個人を対象としたプラットフォームを提供しています。現在は夢を売るサイトということで、サービスECと呼んでいるのですが、物でなく世の中に売っていないモノを提供しています。例えば、映画を造れる権利であるとか、無人島だとか、オリンピック選手に陸上の家庭教師をしてもらえる権利などです。法人様のキャンペーンにも使用して頂いていますね。また、自社メディアも開発中です。

夢を売るというコンセプトは難しいように思いますが。

前例も無いですし、カスタマイズが必須になってくるのでオペレーションは大変ですが、やりがいはありますね。今迄でいうと、ミュージシャンがバースデーソングを作詞作曲する権利や、船の上でのバースデーパーティの権利などは好評です。オペレーションやプランニングに費やす時間が長いので、小額では成り立たないビジネスですが世界でもあまり例を見ないビジネスプランだと思っています。 テレビチャンピオンで永久1位の人や、陸上選手、ミュージシャンなど、コンテンツの企画に力を入れているのですが、中々エンドユーザからするとピンと来ないところもある分野だと思っています。アウトプットイメージがどうしても実在する物とはちがうのでわかりづらい部分があるのではないかと思いますね。直近で急拡大するビジネスではないですが、個人的にもやりがいはありますし、将来的には大きな市場になるのではないかと思っています。 パッケージは自社内で考えることがほとんどです。ユーザーの方から頂いた内容をパッケージにすることもありますが、自社で企画してパッケージにするという流れが主流です。

御社のコンセプトを教えて下さい。

個人のエンパワーメントをしていく会社を目指しています。今後社会の主体は政府や大企業ではなく、ますます個人が重要になってくるというイメージを持っています。兼業や副業をする方も増えてきていますし、個人で仕事が出来る時代になってきている。日本に元気がなくなってきているとか少子化が問題といいますが、個人がもっと活躍できる国になれば日本ももっと盛り上がるのではないかと思っています。そのような個人が活躍できる場を提供していきたいということで、その人たちを取り巻くプラットフォームなり、付随するサービスを提供していきたいと思っています。個人のネットワークを重要視したいですね。その1つとして、現在はアポロン(http://apolon.jp/)というサービスの立ち上げに力を注いでいます。

今後の事業展開の中でのオフィスの位置づけは?

外部との繋がりを大切にしておりますので、外部の人が立ち寄り易い場にしていきたいという意識は持っています。このオフィスも駅から近いですし、都心ですし、会議室もしっかりと持っています。この机も伸ばせば12名程座れます(笑)。みなで集まってディスカッションが出来る場ということで重要視しています。

今回のオフィスは如何ですか?

エレベータが無く、階段という点がマイナスポイントですね。個人的には気にならないのですが、来社される方には時々言われます(笑)。それ以外にマイナスポイントはないですね。窓が両方向にあるので採光は良いですし、ベランダもありますし。室内の形も良いのでレイアウトもし易いです。

東京オフィスについて一言お願い致します。

東京オフィスさんの名前はベンチャー企業の方達がよく使っているということで存じ上げており、移転する際にはお願いしたいなと思っていました。今回、条件的にも無理をお願いしたのですが、親身に探して頂いていいオフィスが見つかって助かりました。担当の富士野さんは体育会系でしたが、電力など細かく調べて頂きありがたかったです(笑)。

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障子風な仕切りがある会議室は伸ばせば12名が座れるという優れものです。ネット業界の方達が集まり勉強会を開くとのことで、個人的にはとても気になります。

取材を終えて

Yamada こちらのコラムは東京オフィスの岩上が担当いたします。
アルカーナ様は、ビジネスモデルがユニークな企業様だなと以前から個人的に気になっていました(笑)。自社サービスとして展開されている「ドリームエクスペリエンス.jp」のお話や、今後の事業展開のお話など非常に興味深かったです。個人のエンパワーメントに焦点を絞られているということで、アルカーナ様自体が新しい会社組織の形態にチャレンジされているという印象でした。また、企業としてのテーマが一貫されており、今回お話を伺った今後のサービス展開がとても楽しみです。
取材にご協力頂きありがとうございました。

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