成長業界でフットワーク軽く

アルバワイヤレスネットワークス株式会社

アルバワイヤレスネットワークス株式会社

システムエンジニアリング部 部長  小宮博美 氏
千代田区九段北1-4-1日本地所ブルックスビル6階

エンタープライズ向けに802.11無線LAN(Wi-Fi)、セキュリティ、認証、モビリティ、有線LANなどを集中型で実現するモビリティ・コントローラ・システムの開発・製造・販売を行う。無線通信とセキュリティという2つの急成長技術市場に位置し、業界初のThin-APアーキテクチャを採用したモジュラー型Wi-Fiスイッチング・システムを開発。米国カリフォルニア州サンノゼの本社をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋およびインドの各拠点および協力会社によりワールドワイド200カ国以上でユーザサポートを提供中。音声およびデータ通信のセキュアでスケーラブルなモビリティ環境を構築するために、世界中のフォーチュン500の企業に導入されている。

九段下駅を出て歩いてすぐ、目白通り沿いにあるビルが今回取材にお伺いしたアルバワイヤレスネットワークスさんのオフィスがある日本地所ブルックスビルである。ぐるっと見渡すと武道館や靖国神社が見え緑豊かなエリアの一方、首都高速が頭上を走り神保町駅からも近く大変アクセスの良いエリアである。
今回はアメリカに本社を置く外資系企業アルバワイヤレスネットワークスの日本法人オフィスの立ち上げに参加された小宮部長にお話を伺った。

青山から九段へ

創業について教えてください。

創業は2003年11月になります。米国カリフォルニア本社のアルバワイヤレスネットワークスの日本法人として社長の杉本と2人で立ち上げました。日本法人設立のきっかけは、当時私が外資系企業に勤めていたのが縁で当時の米国本社社長と知り合いでして、日本でも事業を展開したいという話があったので、それじゃ手伝いましょう!と言ったのが最初ですね。

最初のオフィスは?

社長の杉本と2人で会社を立ち上げてからしばらくは、それぞれの自宅で別々に仕事をしていました。その状態で4人まで人が増えまして、初めてオフィスを借りたのが青山です。そのオフィスは青山一丁目の交差点から青山墓地方面へ2分ほど歩いたところにあったので、立地は非常によかったですね。そこには2年半ほどいましたが、事業拡張と人員増員のため今回こちらのオフィスに移転してきました。

青山から九段というと場所のイメージがだいぶ違いますね。

前オフィスが青山にありましたので馴染みがあって便利でしたし、次のオフィスもできれば青山、赤坂あたりがいいなと思い探し始めました。日本法人である弊社の役割が販売代理店への営業支援、技術支援や顧客へのユーザーサポートですので、業務に見合うようなビルのイメージで探していました。例えば、弊社はメーカーですのでお客様向けにある程度のレベルの外観の美しさがあること、営業支援という観点からはフットワーク軽く動けるように駅近オフィスであることなどです。ですがなかなか希望に沿うような物件が見つからず、エリアを徐々に広げていって最終的に九段下のこのビルに決めました。物件を探した期間は実質4ヶ月ほどになりますね。前オフィスの解約を出してから移転先のオフィスを探し始めましたので期限付きのオフィス探しでした(笑)。青山からいきなり柄の違う九段へ移転したということでお客さんにも「なんで?」と驚かれましたよ(笑)。

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エレベーターを降りると目に鮮やかなブルーのエントランス。シンプルでアルバワイヤレスネットワークスさんのロゴが際立っています。エントランス奥に広いミーティングスペースが!ここで代理店さんやユーザーさんを呼んでセミナーを開催するそうです!

”CUBE”というワークスペースの概念

オフィス作りのポイントは?

弊社の場合はなるべく社員個人のプライバシーを尊重するようなレイアウトでオフィスを作っています。一人一人の席をパーテーションで区切ってプライベートスペースを確保するようにしているんです。机に向かってする仕事ってだいたいは一人でするような仕事なんですよね・・・独立した仕事は集中してできるような環境を作り、コミュニケーションが必要なシーンで使うようスペースは別途オープンスペースとして用意していますのでうまくビジネスシーンに対応できるようなオフィスになっていると思います。
日本ではこういったレイアウトは珍しいかもしれませんが、アメリカでは個人のワークスペースを仕切る”CUBE”と呼ばれるレイアウトがほとんどです。アメリカ本社のオフィスは個人スペースが日本よりもずっと広いのですが、同じようなつくりになっています。ワークスペース以外のレイアウトでこだわったのはミーティングスペースですね。メーカーとして代理店さんやユーザー様を呼んでセミナーや説明会ができるように、当初の移転計画からミーティングスペースはかなり広くとろうと考えていました。

御社ではコミュニケーションを非常に重視していらっしゃるようですね?

弊社の社是は「ひねらんかい」といって、アタマを「ひねって」新しい価値を創出することを表現しています。過去を振り返ってもオリジナルなアイデアを社会に提供することで成長を続けてきました。ですので、コミュニケーションの中から生まれる知恵、やアイデアは非常に大切だと考えています。それはオフィス戦略にも色濃く反映しており、社員がリラックスして考え、知恵をアウトプットできるような「必要な無駄」こそが重要だと考えています。バーカウンターや喫煙スペース、リラックススペースなどがその一例です。

今後の御社の戦略を教えてください。

オフィス戦略的には、こちらのオフィスはあと2年ぐらいはいれそうです。次の移転は九段に越してきたばかりでなんですが・・やはり赤坂近辺がいいですね(笑)。このオフィスは窓が小さいので次は窓が大きい全面ガラスのようなオフィスが理想です。
採光というよりも、開放感!見晴らしがよければ尚いいですね。
事業的なことについて言いますと、現在我々が提供している企業向け無線LANの需要が高まってきている時期です。ノートパソコンの8割以上に無線が内臓、ビジネス向け携帯電話もデュアルフォンといって携帯電話+IP電話が使えるような機器が今年、ドコモ、ソフトバンク、auと三社から出揃う年なんです。そういった、弊社の製品が必要な機器がどんどん世に広まっていき音声通話も無線で!という流れになってきていますので、そのマーケットをいかに獲得するかが今後の課題になってきます。日本での無線自体の拡大も今後の弊社の大きな課題になります。

最後に東京オフィスコンサルティングに一言お願いします。

IT系なものでオフィス探しは最初インターネットで始めました。そのとき目に付いたのが東京オフィスコンサルティングのWebです。Web上で検索した物件の問い合わせからお付き合いが始まり、その他の物件も親切に案内してもらいました。物件探しのエリアを広げたときも、東京オフィスコンサルティングではエリアごとに担当がいるのではなく、弊社担当となった若山さん(オフィスコンサルタント)がどのエリアでもカバーしていただけたのでとても助かりました。若山さんはこちらの要求を理解して物件を紹介してくれたので、紹介物件に対しては信頼していましたし、非常に話し易くこちらの要求も伝え易かったです。いい物件をご紹介いただき、ありがとうございました。

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“CUBE”と呼ばれるプライバシーを尊重した個人のワークスペース(写真左)小部屋っぽいので社員のみなさんそれぞれのカラーが出せそう・・。真ん中の写真はアルバワイヤレスネットワークスさんの無線アンテナ、右写真はアンテナをコントロールする機器です。CUBE2つ分のスペースにずらりと配置されていました。

取材を終えて

Yamada こちらのコラムは東京オフィスの山下が担当いたします。
IP電話や無線通信・・最近よく耳にするキーワード。その業界の中で力を発揮しているアルバネットワークスさんのオフィスを取材してきました。一台でベンツが○台買えてしまうというような高価な機器を見せていただき、カメラにぱちりと収めてきました。オフィス内にそんな高価なものを・・・大丈夫ですか?とお伺いしたところ、セキュリティは万全とのお答えが。それもオフィスを選ぶ上でのポイントの一つだったそうです。小宮さんお忙しい中ありがとうございました!

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