「ラボ+ビジネス」というスタイル

フォルティナ株式会社

フォルティナ株式会社

取締役社長 平田幸一 氏
東京都千代田区飯田橋2-11-10 山田ラインビルⅢ-7F

左右に利き腕や利き目があるように脳にも効きがあるという大脳生理学理論を元に開発されたハーマンモデル(脳優勢度調査)理論を軸に診断サービス・研修サービス・コンサルティングサービスを行う。関連会社に株式会社ハーマン・インターナショナル・ジャパンがある。

九段下駅から6分、飯田橋駅からも7分とアクセスの良い立地に立つのが今回取材にお伺いしたフォルティナさんがオフィスを構える山田ラインIIIビルです。周辺にはホテルグランドパレスやガーデンエアタワー大塚本社ビルや日立マクセル本社ビルが立ち並びビジネス街としての凛々しさと、歴史を感じる古い建物が同居するなんとも味わいのある趣のあるエリアです。

ラボ+ビジネス

創業について教えてください。

創業は2006年の11月です。私が現在の事業の軸であるハーマンモデルに出会ったのは2000年頃です。その頃私はシステム開発の技術者とツールを使うユーザーとのコミュニケーションギャップを改善するITコーディネーターをしており、企業研修やコンサルティングでこの理論を利用しておりました。利き腕があるように脳にも利きがあり、物事の捉え方や考え方が人それぞれ異なるからこそ現れる言動や行動も異なります。これを数値化してコミュニケーションに活用することにより、人材採用や人員配置、人材教育に生かそうと事業化したのが創業のきっかけになります。フォルティナには前身となる会社がありまして、そちらではもともと携帯電話のコンテンツ制作を行っていましたが、その事業に携わっていく中で、ハーマンモデル理論を利用したツールを紹介する機会がありまして、これはひとつ事業として成り立つのではないか?とシステム作りをし、それを基にビジネス作りをしました。 現状、性格診断や適正診断など多くのツールがありますが、診断にとどまらずその結果から自分をどう成長させるのか、相手との関係性の向上、企業内での採用や人員配置、人材育成を目標に事業展開しております。現在弊社では効き脳診断「BRAIN」を提供しておりまして、PC上で脳の傾向など診断できるツールを提供しております。

移転の経緯について教えてください。

フォルティナ前身の携帯電話コンテンツ制作会社のオフィスは表参道でマンションタイプの物件を借りていました。マンションと言っても入居の9割がオフィス利用している物件でしたが、携帯電話のコンテンツ制作の会社でしたのでその頃は対外的にオフィスをみせる必要性もありませんでした。しかし、事業転換をして現在の「BRAIN」のようなツールを提供していく事業を行うようになると企業の人材育成担当の方々と打ち合わせをさせていただく機会や、セミナーを開く機会が多くなってくる、そういったシーンで表参道のマンションタイプのオフィスでは十分ではないということを意識するようになりました。お客様を受け入れることができるオフィスの必要性を強く感じ、移転を考えました。

移転と同時にシェアオフィスにされましたが?

今回の移転に当たって、ハーマン・インターナショナル・ジャパンという会社に働きかけてオフィスのシェアリングをすることになりました。こちらの会社は日本でハーマンモデル理論を展開しているラボ的な会社でもともとのオフィスは半蔵門にありました。弊社は同理論を使ってビジネス展開をしている関係で、このラボとビジネスを組み合わせて展開するスタイルの必要性を感じましたのでこのたびシェアでオフィスを借りることにしました。

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エントランスは落ち着いた雰囲気で安心感があります。オフィス物件自体も大通りから一本奥に入ったエリアにあるので静かで落ち着いた雰囲気ですが、それにマッチするフォルティナさんのオフィスです。

研究の場、学習できる場の提供としてのオフィス

オフィス選びのポイントは?

まず一番にこだわったのは立地とアクセスです。こちらのビルは少し駅から遠いですが飯田橋からも九段下からもアクセスできますし、周辺はビジネス街のイメージでしっかりとした印象です。オフィスでセミナーを開くことがありますので、皆さんが道に迷われないようなランドマーク的なものが近くにある環境というのもこちらのビルに決めたポイントですね。エントランスも整備されていてお客様にも気持ちよく来社していただけるような物件だったというのもポイントの一つです。

オフィスづくりのポイントは?

もともとセミナールーム、ミーティングルーム、執務スペースを作る予定でしたので間取りは真四角のレイアウトの自由度が高い物件がいいなと考えていました。少し気にしたのがセミナールームからの眺望です。セミナーには日常と少し離れて集中できる環境が必要です。窓の外が雑多な環境では集中力もなくなってします、その点こちらの物件はきれいなビル街や街路樹が窓の外に広がっていて気持ちのいい環境を作ることができたなと思います。加えてこだわったのがセキュリティ面です。我々は個人情報を取り扱う企業ですので、執務スペースにはテンキーロックで入室するなどセキュリティに気を遣いました。

御社にとってオフィスとは?

弊社にとってのオフィスとは、ひとつはラボとして研究がしっかりできるためのもの、もうひとつは情報の価値をしっかりと守るためのものと考えています。研究の場、学習できる場を提供していくとともに蓄積した情報もしっかりと守っていく、そういったオフィスへの姿勢がお客様への信用にもつながっていくのではないかなと思っています。

今後の戦略について教えてください。

現状、効き脳診断「BRAIN」をご利用いただきその効果を認めてくださる会社さんも多くありますが、まだまだ裾野が広がっていない状況ですので、今後はハーマンモデルや「BRAIN」の認知度を上げていかなくてはならないと思っています。弊社自身が前に出てパフォーマンスしていくというよりも、他の企業さんとうまくタイアップをしながらひとつのエンジンを提供するようなイメージで事業展開できればいいですね。例えば、パソコンにはインテルが入っているように、社内での人材育成のシステムの中にはハーマン理論が入っている・・というようなイメージです。あくまでも表立ってサービス展開するというよりもエンジンや分析ツール部分を提供して企業さんが自分たちの会社用に人材育成ツールを展開していただくというような形を取りたいと考えています。

最後に東京オフィスコンサルティングに一言お願いします。

引越しをしたのが8月の下旬ですごく暑い時期だったのですが、伊藤さん(オフィスコンサルタント)には対応早く、フットワーク軽く行動していただけたのがありがたかったですね。物件などすべて決まって、ご挨拶に来ていただいたときにランチマップを作って持ってきてくださってすごくありがたかったです。いい方に担当についていただけてよかったなと思います。ありがとうございました。

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ちょうど社内セミナーをされているところにお邪魔をして撮影させていただきました。オフィスに寒色系の色が多く使われていますが、これは集中力を持続させるために効果的だそうです。細かい部分にまで脳への作用に気を配られたオフィスです。

取材を終えて

Yamada こちらのコラムは東京オフィスの山下が担当いたします。
大脳生理学理論を元に開発された手法で「脳優勢度調査」ハーマンモデル理論を展開してビジネスをされているフォルティナさんのオフィスに行ってきました。脳のことは知っているようで知らないので、平田社長のお話が興味深く夢中になって聞き入ってしまいました。効き脳診断もさせていただいて自分を知る新たな手がかりがつかめたようで非常に有意義な経験をさせていただきました。本当にありがとうございました!

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