神戸本社・東京オフィスという選択

株式会社アイ・ウェイブ・デザイン

株式会社アイ・ウェイブ・デザイン

代表取締役 長橋 大蔵 氏
東京都千代田区飯田橋4丁目7-1  ロックビレイビル4階

「Linux+Mobile」をコンセプトに豊富なノウハウと最新のテクノロジーを駆使してモバイルソリューションを提供。データセンターにおいては数百台のリナックス・サーバーの構築・運営を行う。そのノウハウとモバイルの融合であるモバイルソリューションを基盤に、第三世代に突入したモバイル技術をコアコンピタンスとして事業を展開していく。

アイ・ウェイブ・デザインさんの取材にお伺いした日はこれぞ五月晴れ!という雲ひとつない青空。気分も軽やかに東西線の飯田橋駅の出口を抜ける。駅の真上、2004年竣工の新築ピカピカのビルが、アイ・ウェイブ・デザインさんがオフィスを構えるロックビレイビルである。軽やかな気分が更に上昇!してしまうぐらいきれいでお洒落なビルでした。エントランスもカッコいい!エレベーターでさえお洒落・・・長橋社長にお話をうかがう前からやたらとテンションがあがってしまいました。

ノウハウと人材の確保のために。

創業は神戸ですよね?

そうです。現在の弊社の事業の中心はモバイルソリューションの提供なのですが、1999年の設立当初はPC向けにデータベースと連動したサービスを神戸で行っておりました。2001年から2002年にかけて、日本相撲協会さんの公式サイトやゲーム会社さんの公式サイトなどいくつか開発させていただいたのがきっかけでモバイル向けの開発にシフトし、事業も拡大してきたところで関東に進出。神戸本社に対する東京支社という形で、2002年の3月に大手町にデータセンターと事業所を置きました。

今回、大手町から飯田橋へ移転してきたんですね??

はい。東京での事業拡大に伴って、増員をするためにはさらに広いオフィスを、ということで今回こちらのビルに移転してきました。弊社のデータセンターは池袋や天王洲アイルなどにあるのですが、そこと行き来しやすい交通の便の良い場所を考えて、飯田橋のこのオフィスに移転してきたんです。

東京に事業の拠点を移す計画はありますか?

いや、それは考えていません。事業の拠点はずっと神戸でと考えています。というのも僕自身が神戸出身ということもあり、アイ・ウェイブ・デザインは神戸出身のIT系の成功企業として認知されたいという思いがあるからです。
また、技術力をベースにしたサービスの提供というところが弊社のポイントですので、開発部隊においては人の流動が少ないということが重要なんです。東京には弊社のようなIT企業が数多くありますので、人の流動が非常に激しいんですね。特に開発の人間は1年いればいいほうで短い周期で流れていく傾向にあります。ですので、神戸が開発部隊の拠点、開発部隊が弊社の拠点という意味でも、本社機能を神戸に置いています。確かに市場においては東京の方が発達していますし、弊社のクライアントも東京の会社さんがメインですが、ノウハウの蓄積、技術者の確保という面では神戸本社は非常にメリットがあるんです。

東京と神戸のコミュニケーションはどうですか?

確かに、神戸-東京では距離がありますが、業務の流れをきっちりとしておけばそんなに不都合はありませんよ。設計まで東京でやって、開発を神戸でやるという弊社の事業の流れの中では距離がボトルネックになることはないですね。また、かなり前からテレビ会議システムを導入していますので、そういったツールを使って打ち合わせをするような形をとっています。

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アイ・ウェイブ・デザインさんの社名は「ITの波(Wave)を創造(Design)する、IT時代の波に乗るのではなく、波を創っていく」という由来があるそうです。その先端的な事業内容にふさわしい先端的なイメージのビルとオフィス。今回はオレンジのドア(写真右)のミーティングスペースでお話をうかがいました。

今後のオフィス戦略

今のオフィスはどうですか?

オフィスを選ぶ上での一番のポイントは交通だったので、そういう意味では非常にいいですね!広さもちょうどいいですし、ワンフロア1社テナントでセキュリティもしっかりしています。このビルは2004年に出来たばかりの新しいビルなので、空調システムや、見た目のよさなど非常に快適です。社員にも好評のオフィスですし、採用活動にも非常にいいですね。
面接に来られた方にも「綺麗ないいオフィスですね」と褒められます。

今後のオフィス戦略は?

今後また増員していく計画がありますので、分室や、このビルでの増床をと思っています。事業部ごとにオフィスを分けてもいいかなと考えています。ですので、このビルを出て大きなワンフロアのオフィスを借りるというのは今のところ考えていません。

御社の今後の取り組みなど教えてください。

これからやっていきたいなと思っていることがありまして、まだ一部の社員にしか話はしていないんですが・・・。
もともと僕自信が会社を立ち上げた一番大きなきっかけというのが阪神大震災なんですね。僕は神戸出身なので、被災した時にはサラリーマンだったんです。震災直後も会社に行かなければならない、サラリーマンである以上は縛られてしまうんです。そういうわけで、友達も被害を受けていたのですが、助けられなかった・・・その時にサラリーマンの限界のようなものを感じて会社を立ち上げたのですが、やっと会社も7年たって成長してきましたので、その時の気持ちに戻って収益の一部をボランティア活動に充てたり、社員がボランティア活動に参加できるような仕組みを作っていくということを来期からやって行きたいなと考えています。会社全体として、こういった取り組みをしていくことが社員のモチベーションにもつながっていくことと思います。

最後に東京オフィスコンサルティングに一言お願いします。

黒田さん(弊社オフィスコンサルタント)や宇垣(弊社代表)さんには非常に熱心に僕のわがままに付き合っていただきました(笑)。御社もまだ事業を始められたばかりで、今のように物件がデータベース化されていなかったと思うんですが、足や自転車でいろいろな物件を見つけてきてくれました。普通の不動産屋さんではなかなか理解してくれない僕らの考え、社風や、社長のイメージなどを隅々まで考慮して物件を探してくださって、いい物件を紹介していただけたのが非常にありがたかったですね。ありがとうございました。

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目白通りに面した全面ガラスの窓からは明るい光が入ってきます。開放感のある窓際でホワイトボードで打ち合わせを・・・なんて光景も見られました。オフィス内を案内してくださったのは経営企画室の渡辺さん(写真中)です。オフィスの気に入っている点は「大きな道に面した部分が全面ガラス張りで、室内が明るい点!」と笑顔でおっしゃっていました。

取材を終えて

Yamada こちらのコラムは東京オフィスコンサルティングの山下が担当いたします。
今回お話を伺った長橋社長にはお客さんをご紹介いただくほど、良くしていただいています。いつもありがとうございます。弊社代表の話によると、アイ・ウェイブ・デザインさんに移転のお問合せいただいた翌日に神戸にご挨拶に伺ったほど、気合入れて対応したそうです(笑)。お問い合わせいただいて移転までに約半年という長いお付き合いだったそうですが、よいビルが見つかって本当によかったなぁと思いました。お忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました。

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