固定概念にとらわれず

株式会社セキュリティ情報研究所

株式会社セキュリティ情報研究所

代表取締役 鶴野 雅裕 氏
東京都新宿区歌舞伎町2丁目44番1号 東京都健康プラザハイジア11階

「システム開発だけではなく人材の開発にも注力」を経営理念に、経営コンサルティング、パッケージ開発を提供。経営コンサルティングとITとの融合により顧客への貢献を目指す。

今回の取材は歌舞伎町です。大久保病院の隣、ひときわ目立つ高層ビルが今回取材にお伺いしたセキュリティ情報研究所さんがオフィスを構える東京都健康プラザハイジアです。私もこのビルのことは前々から知っていて、東京都の公共機関のオフィスが入っているのかな・・なんて思っていたら、一般企業のオフィスもあると知ってびっくりしました。この意外性とインパクトはちょっと他ではなさそうですね。

九段下で20年!

創業について教えてください。

創業は九段下のワンルームマンションの一室です。オフィス移転は何回かしていますが、1987年から2007年までずっと九段下で半径100メートル以内のエリアでオフィスを転々としていましたね。2つ目に借りたオフィスは九段下のグランドパレスホテルの目の前の25坪ほどのマンションだったんですが、オーナーさんにお願いして壁を全部取り払って一部屋で使っていました。その頃はちょうどバブル期で採用に苦労したのを覚えていますね。オフィス内には3000万円ぐらいする汎用機を置いているような会社だったんですが、そんなに派手な会社ではなかったのでなかなか人を採るのが難しかったですね。マンションの一室にそんなものが置いてあるんですよ(笑)ある意味すごい会社だと思うんですが・・・。
マンションタイプはオフィス内に入るときに靴を脱がなくてはいけないことや外観がマンションですから見た目がよくないなどマイナスな部分がありまして、次のオフィスはビルを借りようと45坪ぐらいのオフィスビルに移ったんです。数回の移転で人員増加もありまして、一番多い時で70人ほどのスタッフがおりましたが、会社の経営方針を転換した時期がありまして、その影響で現在は半分ぐらいの人数で業務を行っています。本当はその転換期にオフィスを変わればよかったのでしょうが、その時はそこまで踏み切ることができなかったんですよね。

なぜ今の時期に移転に踏み切ったのでしょうか?

今回、移転に踏み切った最初のきっかけは賃料の値上げ交渉ですね。九段下のオフィスで20パーセント近い値上げを提示されました。20パーセントも賃料が上がったら、どの辺りのオフィスには入れるのか探してみたら、ある程度のグレードのビルに入れそうな感じだったんですね・・・ちょうど創業20年だし、いいタイミングかなと思い移転を考え始めました。九段のオフィスは会議室が確保できていない、ミーティグスペースがない、デスクのレイアウトに余裕がない、周辺は印刷会社が多くてうるさいなどたくさんの問題点があったのは確かで、賃料の値上げがきっかけで「オフィスはこれでいいのだろうか」と考えるきっかけになったのが非常に良かったです。オフィスにしても、会社の方針にしても経営者がどういう意識でいるかによって変わるんですよね、そういった意味で今回は原点に立ち戻ってオフィスというものを考えましたね。

オフィス選びのポイントは?

社名がセキュリティ情報研究所ですので、まずは自社のオフィスのセキュリティをしっかりせねばと考えました。ビルのエントランスやオフィスのエントランスにセキュリティがあるような警備のしっかりしているオフィスビル・・・そういった条件のオフィスビルというと、高層ビルになってしまうんですよね。高層ビル街といえば新宿西口ということで、調べてみると賃料が坪あたり5万円ぐらいでした。ちょっとそれは無理だなと、しばらく新宿エリアで探していて、ふとこの東京都健康プラザハイジアを思い出しました。ハイジアのことはもともと知っていて、このビルに入っているカフェもよく利用していましたが、まさかこのビルにオフィスがあるとは思っていませんでした。歌舞伎町にオフィスビルがあるとは想像もしないですよね(笑)。何気なく空室情報を聞いたら、たまたま1区画だけ空いていて、もうここしかない!と。駅近、高層で成長性の感じられるオフィス、それに加えてこちらのビルのオーナーが東京都ですので信用性も抜群です。最大の問題点といえば、歌舞伎町という住所でしたね。歌舞伎町といえば繁華街ですので、女性のスタッフの通勤が心配でしたし、歌舞伎町が住所の会社はいかがなものだろうと。しかし結局そういう心配は固定概念からくるもので、このビルに移転してきたことでお客さんの信用度はあがったような気がします。東京都のオフィスビルに入っていますといえば、お客さんも安心してくれます。固定概念にとらわれてはいい選択はできません。

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歌舞伎町のなかでも目を引く近代的な大きな建物が東京都健康プラザハイジアです。私も取材にお伺いするまではオフィス区画があるとは知りませんでした。オフィスの外は視界をさえぎるような高い建物がない為に開放的です。歌舞伎町を上から見たのは初めてで、意外な風景でした。

東京から地方へ

移転をされていかがでしたか?

こちらのオフィスに移ってからいろいろなことをやり始めました。まず東京では難しい人材確保を地方で行うということで、開発センターを出身地の鹿児島に移しました。鹿児島市と立地協定をして市のビルにオフィスを借りて、現地で積極的に採用に取り組む予定です。鹿児島には私のやろうとしているビジネスモデルを理解してくれる人がいるのではないかと考えたわけです。この土地には歴史的な変革期に活躍した人物が多くいますから、時代を変えていく人間がいるのでは?何かをかえよう、新しい技術モデルを確立しようというという弊社の姿勢にもぴったりだと思いました。

今後の戦略を教えてください。

先ほどお話した鹿児島開発センターオープンが9月になります。それに加えて今後、福岡に支店を出す計画もしています。地方で優秀な人材を確保して、地方で仕事をしていただく。そのために現地で一番のビルにオフィス構えたい、そして地方の公共団体や大学などの教育機関と組めるビジネスモデルを作らなければいけないと考えています。
鹿児島開発センターが軌道に乗りつつあるので、しばらくは地方での展開に注力して、ひと段落したら東京本社に目を向けるつもりですが、しばらくはこちらのオフィスでやって行きたいと考えています。

最後に東京オフィスコンサルティングに一言お願いします。

いろいろ動いてくれて助かった部分もありますが、実際は自分で動いたことも多かったです。
今回は久々の移転で色々忘れていたことがありまして、他の会社さんもしょっちゅう移転をするわけではないので同じだと思いますが、移転マニュアルを忘れてしまっていたのが困りました。その部分をフォローしていただいて、諸々すべきことや届出など、こちら側の移転担当者ともっときちんとコミュニケーションをとって移転に関わる全てのフローも全部含めての仲介(=コンサルティング)をしていただけたらよかったのではないかと思いましたね。そこまでやってくれたらお客さんも満足すると思いますよ。

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オフィス作りではセキュリティに非常にこだわったそうです。エントランスだけではなく、指紋認証など駆使したセキュリティが各部屋の入口に設置されています。風水的に東に赤、西に黄色のものをおくと良いということでエントランスにはそれぞれの方角に合った色の絵を飾られていました。

取材を終えて

Yamada こちらのコラムは東京オフィスの山下が担当いたします。
大学生の頃から飲み会などでよく行っていた歌舞伎町ですが、歌舞伎町を上から眺めたのは初めてでした。街の混みあった雰囲気とは対照的に眺望は抜けていて遠くまで見渡すことができるのにはびっくりです。オフィスは眺望がいいので開放的で明るく雰囲気の良いものでした。お昼ごはんも周囲にたくさんの飲食店から選べてバリエーションも豊かだそうで、意外性×便利さのギャップが素敵なオフィスでした。

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